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〜藤田勇哉展<絵画>


2005年4月8・9・10・15・16・17日
オープニングパーティー7日(木)
音楽:ギター




フェルメールのほとんど完璧な世界やヘームの緻密な描写に憧れます。― モチーフと絵との視覚的な差異を埋めることがわたしの制作の大きな主眼ですが、いつまでたっても納得いく結果がえられず、観察力や技術への向上心が、描くことへ向かわせる原動力になっているようにも思えます。』と言う藤田さんですが、今回モチーフはすべて「果実」を選択しておられ、絵画であるのに、パーンと張りつめ今にも水滴がしたたり落ちそうな葡萄や、しなびた切り口のオレンジなど、その存在感には作家自らの生命への感動が伝わって来るように感じます。
写実を超えた写実の世界でした。